高麗人参の六年根とは

高麗人参の中でも栄養価が高いのは「六年根」と呼ばれるものだとされています。
なぜ六年根が高く評価され、人気になっているのかについて、説明していきましょう。

地中の栄養分を吸い尽くす高麗人参

「連作障害」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
同じ作物を同じ畑に植えると、うまく育たなかったり、病気になったりすることです。
これは、作物が地中の養分を吸ってしまうことなどが原因です。
連作障害を防ぐため、畑には毎回、違う作物が植えられるようになっており、これを輪作といいます。

高麗人参は、この連作障害が激しいことで知られています。
これは、栽培時にほとんど化学肥料を使わずに育てられ、地中の成分を吸い尽くしてしまうためです。
畑にとってはそれだけ負担が大きい作物だというわけで、実際、高麗人参を植えた畑は10年にわたって連作障害が出るといわれています。

長く育てれば多くの栄養分を吸収するが…

高麗人参は地中の栄養分を吸って成長しているわけですから、長く育てたものの方が多くの栄養分が蓄えられているのは自明のことです。
1年育てたものよりも2年もの、3年ものの方が、含まれている栄養分が多くなっています。
「六年根」とは6年育てた高麗人参のことで、長期にわたって栄養分が蓄えられているため、栄養価が高いとされているのです。

ただ、高麗人参は長く育てればいいというものではありません。
あるサプリメント販売会社の公式サイトによると、高麗人参は7年以上植えていると、地中に住んでいる害虫や細菌、ウイルスなどによって、成分が劣化してしまうのです。
過ぎたるは猶及ばざるが如しといったところです。
六年根は高麗人参の劣化が始まる直前、6年目に収穫を行っているため、最も栄養素が多く含まれているというわけです。
上記のサプリ販売会社の製品は、その六年根を原料に使用していると書かれており、品質に気を配っていることをアピールしています。

高麗人参は、少しでも品質の良いものを買いたいものです。
六年根は、その品質を保証する条件のひとつになりそうです。

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