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韓国での有名な高麗人参の調理法

みなさんは、高麗人参を普段の食生活で取り入れていますか。とても健康にいいもので、古くから薬草として栽培されてきました。強い滋養強壮効果があるだけでなく、抗がん作用やインシュリンの分泌促進などの効果があることがわかっています。
育てた土壌は、5年休ませなければ次の作物を育てられないとまで言われるほどに、土の滋養を根こそぎ吸収してしまう植物です。それだけ、栄養がつまっているので、健康を維持増進する不老長寿の薬として食している方も多いそうです。
日本で売られている人参とそう変わらないだろうと思われていたら、とんでもありません。まったくの別物です。植物学的には全く違う植物なのです。私たちが見慣れている人参は、セリ科に属する野菜です。
一方、高麗人参は和名をオタネニンジンと言い、ウコギ科に属しています。ですから、形も色も全く異なります。2000年以上も前から、韓国や中国北東部などの山岳地帯に自生していました。
けれども、山奥に育つことが多いため収穫が非常に難しく、現在市場に出回っているもののほとんどは栽培されたものです。栽培により適した気候と土壌の条件を持ち合わせる韓国が、世界的に高品質のものを栽培する国として知られています。
その韓国で代表的な高麗人参の調理法として、サムゲタンがあります。韓国の国民的なスープ料理といえます。韓国のTVドラマで起きた韓流ブームの影響もあって、日本にも様々な韓国料理が伝わってきました。
ですから、サムゲタンという名前を聞いたことがある人は多いでしょう。韓国料理の中でも、焼肉に並ぶ人気を誇るのがサムゲタンです。
その調理方法とは、ひな鶏のお腹に、餅米、高麗人参、なつめ、松の実、栗、ニンニクなどを生のまま詰め、薄い塩味で3時間ほどぐつぐつ煮込んで作ります。
鶏を丸ごと鍋で煮込んで取った出汁と、鶏のお腹に詰め込まれた薬膳食材の滋養が溶け込んだスープは、疲労回復効果の妙薬として人気が高いものです。日本でいう土用の丑の日のウナギのように、夏バテ対策としても食べられているそうです。
じっくりと煮込まれた鶏肉は、骨からすっきりと離れるほどに柔らかくなっており、軟骨の部分まで美味しく食べられるのです。日本でも、韓流ブームの影響でサムゲタンを出してくれる韓国料理のお店が増えています。
また、通販でも手軽に購入できますので、興味がある方は健康のためにも一度試してみてはいかがでしょうか。

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